正直暮らしの辛い昨今。明るい兆しが見えてもそれが確かに思えない昨今。本音を言えば何らかの減税をして欲しいと思う昨今。
しかし、当然ながら財源の話になり二の句が継げなくなってしまうのも昨今。確かに歳入の当てがない中での減税はお花畑な話と言われても仕方がない。だが、本当に減税の余地はないのだろうか。本当に“よい塩梅”は見つけられないのだろうか。
本著はこれまでの経済傾向を行政の公表した統計資料など、様々な情報を集め〈2パーセントの消費減税〉ならばなんとかなるのではないのかということを示した次第である。また、それだけでは“ただおとなしいだけの減税論”になってしまうため、景気プッシュの策として政府紙幣の復活を同時に手淫してみた次第である。前半は提言書である、後半は一種の歴史書である、全体としては雑学書に見えるかもしれない。完璧な本とは言えないだろうが、たとえ一人だけであっても誰かの琴線に触れれば幸いである。