『響き合う街で』100号記念企画,3号連続特集第2弾.
厚生労働省は2004 年に精神保健医療福祉の改革ビジョンを発表し,長期入院者約7万人の退院促進を目指した.20 年近く経った今,果たして何が実現し,何が実現しなかったのか――まずは私たちが状況を共有しておくことが肝要だ.
私たちの生きる社会,いのちと尊厳をめぐる社会課題に目を向け,この社会に通底する「ボトルネック」に迫った.
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目次
開拓者のまなざし
人権感覚に優れた専門職として 大野和男
Overture(序曲)
タイタニック号の悲劇 斎藤なを子
異見と異論の交差点
Crosstalk
上東麻子×加藤康士×寒川吟子×林あおい×福田祐典×藤井克徳
コーディネーター 増田一世
■第1部■
精神保健福祉をめぐって 精神保健福祉施策の20年:何が実現し,何が実現しなかったか
進まない我が国の精神医療改革
急性期医療から在宅福祉まで一体化が必要 松原三郎
地域実践に問われているもの 庄司完
政策決定プロセスへの当事者参画 加藤眞規子
検討会等の推移から改革のボトルネックを考える 増田一世
グラフで見る日本の精神科医療20年
■第2部■
いのちと尊厳をめぐって 忘れてはならない21世紀の出来事
いのちと尊厳をめぐる忘れてはならない21世紀の出来事
12のテーマから日本の構造的問題を考える
薗部英夫◎朝妻彰◎石渡和実◎赤松英知◎井上英夫
■第3部■
日本社会に通底するボトルネック
制度としての近代家族 岩崎晋也
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