生まれつき目つきが悪く、周囲から「怖い奴」と腫れ物扱いされている高校2年生の夜月ユウ。平穏で退屈な日々を望む彼は、ある日の学校帰り、夕闇に沈む公園で不良グループに絡まれている小柄な少年、カワイ・アオイを不本意ながらも助けることになる。
お礼としてユウの傷を拭うアオイの瞳は、街灯の下でエメラルドのように輝いていた。「周りから好かれていない自分」を全く怖がらず、それどころか「ユウくん先輩」と呼んで無邪気に懐いてくるアオイに、ユウは戸惑いながらも、指先に残る彼のサラサラした金髪の感触が愛おしくなっていく。
しかし、翌日学校で再会したアオイは、男女問わず惹きつける学年のアイドル的存在だった。
「他の誰にも、あの不器用な優しさを教えたくない――」 無自覚な美貌の裏で、ユウへの深い独占欲を募らせていくアオイと、彼の甘いペースに巻き込まれ、静かに日常を侵食されていくユウ。 木漏れ日の中、惹かれ合う二人のじれったくも情熱的な恋の幕が上がる。
1巻、約5万字前後の作品で、全6巻の予定です。
著者: あるふぁ
イラスト: puei
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