モーリス・メーテルリンクの傑作戯曲「青い鳥」の新訳&完訳です。
あるクリスマスイブのこと、貧しい木こりの家の子どもであるチルチルとミチルのもとに、不思議な仙女ベリリウンヌが訪ねてきて、病気の娘のために「青い鳥」を探してきてほしいと言います。そして生き物や物の精を呼び出せる、ダイヤモンドのついた不思議な帽子をチルチルに渡します。
チルチルとミチルは、その不思議な帽子で人間の姿となって現れたイヌのチロー、ネコのチレッテ、《光》、《パン》、《火》、《水》、《砂糖》などとともに、「青い鳥」を探す旅にでます。そして「思い出の国」、「夜の宮殿」、「墓地」、「ぜいたくの宮殿」、「未来の王国」などを巡りながら、普段目にすることのない世界を歩き、聞くことのできない声を聞くことになるのですが…。その重苦しくも美しい世界の果てに二人が見るものは?
2016年9月29日改定第三版。
ルビ付き、縦書き。シナリオ特有の「ぶら下がりインデント」レイアウトです。
F. ケイリー・ロビンソンのカラー挿絵を16点収録。