『風流侍参上』 並木行夫著 内容紹介
昼は「のらくら」、夜は「裁きの剣」――。 江戸を震撼させる怪異に、若き隠し目付が挑む!
本郷湯島台に住む若き御家人、雨宮小四郎。 表向きは、定職も持たず気ままに暮らす「風来坊」。しかしその実体は、町奉行から密命を帯び、人知れず悪を討つ特命捜査官「助同心(すけどうしん)」であった。
【江戸を騒がす奇怪な難事件】
雷鳴とともに空から降ってきた「謎の裸女」
大名屋敷に突如晒された、戦慄の「血みどろ生首」
音もなく命を奪う「毒入り吹矢」の連続殺人
江戸の平穏を脅かす不可解な怪事件の数々に、小四郎は明晰な頭脳と、卓越した「神速の剣」で立ち向かう。 恋人・お新との人情味あふれるやり取りや、貸本屋の蝶六、同心・相馬多門といった個性豊かな仲間たちとのチームワークも必見。
さらに物語は、小四郎がかつて「志賀重四郎」と名乗っていた頃の、切なすぎる過去の悲恋にも触れていく。幕末の不穏な影が忍び寄る江戸を舞台に、本格ミステリーの謎解きと、手に汗握る剣戟が交錯する!
時代小説家・並木行夫が贈る、粋で爽快なノンストップ・エンターテインメント、ここに復活。