チベットの詩人、ホートサング・ジグメさんの自伝『青い空の下で』の掲載初出は、『柵』(志賀英夫様主宰、詩画工房)二〇〇四年四月号より二〇〇五年六月号までの連載であった。ほぼ一年間の連載であり、長い大作であった。連載中、絶えず温かいまなざしと御尽力を下さった志賀英夫様御夫妻には深く感謝したい。そしてまた志賀英夫様の御厚意により、一冊の本に上梓していただけることは、存外の喜びである。(あとがきより)
【目次】
初出まえがき
はじめに
序 言
おばあちゃん
私の第一歩
二番目の大飢饉
青い空の下で
悲しい死
母の生活
太陽は不動
おかしな泣き方
初めての旅
空と大地との闘い
不幸な秋の終わり
二番目の旅
妹ドルマ
三代の女たち
泥棒ではない、でも泥棒だ
風前のともしび
時間を越えて跳ぶ
一度きりのジャーナリスト
どうしたら葉は風なしでそよぐ?
北京へ留学
チベット脱出の冒険
チベットの詩人 ホートサング・ジグメの詩
世の終わりの日のウサギの悪夢
至高の馬
裏切り
この世を振り返って
あとがき