憲法改正の足音が聞こえる.岸田内閣総理大臣の施政方針演説では,「自分の総裁任期中に改正を実現したい」と意欲的だ.
そんな中,憲法を携え,自由と権利,尊厳の回復を求めて闘う人たちがいる.経済至上主義社会の前に,尊厳を奪われ,傷つけられ,生きづらさを抱えた人たちの「待った」の叫びだ.その声にどう応えるかは,私たちの明日を考えることでもある.今改めて,憲法を身近に捉え,学んでみたい.
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目次
街角から 福祉教育人材養成が大切にするべきこと
「蜘蛛の糸」の「糸」について考える 結城 俊哉
特集
憲法と障害者
■第1部 13条(個人の尊重/幸福追求権)・14条(法の下の平等)・25条(生存権)をめぐって
講演 憲法を活かし自由を生き抜く 誰もが尊厳をもって生きられる社会のために 田中 優子
講演 憲法と人権裁判 障害者権利条約を北極星に 藤原 精吾
憲法13条・14条・25条の侵害が問われた裁判
天海訴訟高裁判決が示す障害者の権利 幡野 博基
旧優生保護法裁判で問われた憲法違反 山田いずみ
「いのちのとりで裁判」で憲法を問う意味 尾藤 廣喜
精神医療国家賠償請求訴訟が問う憲法違反 古屋 龍太
ハンセン病家族訴訟がわたしたちに問いかけるもの 小林 洋二
■第2部 9条(戦争の放棄と国際平和)をめぐって
講演 人道支援と「人間の安全保障」から真の「平和」を考える 長 有紀枝
講演 「被爆者」として,平和憲法を守る 木戸 季市
パネルディスカッション 語り合おう! 戦争・核兵器,そして平和・憲法
パネリスト 田丸敬一朗 中村 尚子
コーディネーター 藤井 克徳/コメンテーター 木戸 季市
連載
花野 和彦からあなたへ・30 花野 和彦
編集長から
編集後記
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